北海道日本ハムファイターズ

「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクト 完成セレモニー


2020.7.22

北海道日本ハムファイターズが主催する「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトの完成記念セレモニーが開催されました。このプロジェクトは、道内の子供たちが安全で快適にプレーできる環境を整えるために、ファイターズ基金から工費の一部を寄付し、自治体や地元企業などと共同で少年野球場などの施設を整備していく活動です。初年度は室蘭を含む3つの市町村が採択され、室蘭では老朽化した少年野球場のダッグアウト4棟の建替が行われました。新型コロナウイルス拡大の影響で完成セレモニーを延期してきましたが、この度、稲葉篤紀SCOをはじめ、青山剛室蘭市長や多くの来賓を迎え、ダッグアウトの完成を祝いました。セレモニーでは青山市長の挨拶に始まり、稲葉SCOからの激励、市内の野球チームを代表して室蘭祝津少年野球部の櫻井遥琉主将が御礼の言葉を述べました。この他、稲葉SCOを交えてダッグアウトの最後のペンキ塗りや記念撮影を行い、最後は稲葉SCO(写真中央)の始球式で大いに盛り上がりました。

左の写真は稲葉SCOに向けて、室蘭祝津少年野球部の櫻井遥琉主将が御礼の言葉を述ている様子です。素晴らしい内容だったので、原稿を下に掲載させて頂きました。(内容を一字一句変えずに掲載しております)

 

今日は、ファイターズダイヤモンドブラッシュプロジェクトにより北海道日本ハムファイターズの関係者の皆様や、室蘭市の協力、室蘭少年野球連盟の方々、またペンキぬりを手伝ってくれたお父さんお母さんたちのおかげでこのようなすばらしいダッグアウトを作っていただき、本当にありがとうございます。

以前のダッグアウトは、開設されて38年になるそうです。それまで僕たちのような野球少年達がいろいろな思いで試合にいどんできたと思います。これからこの新しいダッグアウトで、たくさんの思い出が作られると思います。大切に使わせていただきます。

今年は、新型コロナウイルス拡大により、野球ができない日々が続きました。小学校最後の1年が何もできずに過ぎていくのではないかという不安や、大会中止が決まるたびに、悔しい気持ちがこみ上げてきました。今は、たくさんの方々に支えられて大好きな野球ができる毎日に感謝をして、日々練習にはげんでいます。これからも、一試合一試合、全力で試合にむかい、努力を続けて、いつかファイターズのユニフォームが着られるように頑張っていきたいと思います。 室蘭祝津少年野球部 主将 桜井遥琉」